IDaaSを導入する方が良い場面
IDやパスワードを一つ作成し、それらを認証情報としてSaaS上で流用していけるクラウドサービスがIDaaSです。
便利なサービスではありますが、IDやパスワードの保存という目的であればブラウザやWebサービスのログイン機能として備わっている保存機能を利用する方法もあります。
シングルサインオンのシステムは便利なものですが、安直な理由で導入するとかえってサービスの利用コストが無駄にかかってしまっていることも珍しくありません。
では、IDaaSはどういった場面で役に立つサービスなのでしょうか。
シングルサインオンを利用する方が良い場面として、保守性を重視してパスワードなどを設定するケースが挙げられます。
例えば個人的にWebサービスを利用する際、他のサイトで使っているものと同じIDやパスワードを使いまわす方は少なくありません。
それによってパスワードを忘れるといったトラブルを防ぐことも可能ですが、もしIDとパスワードが第三者へ漏洩した際、それらを使用したサービスをすべて乗っ取られる可能性もあります。
企業にとってそのようなトラブルは重大なのでパスワードなどはそれぞれ違うものを設定しますが、一方で管理コストが増加してしまいます。
IDaaSを活用することによって、そういったパスワードの氾濫を防ぐことができ、外部サーバーにセキュリティを委託できるため、情報の保守性も上がるなど、ブラウザなどの保存機能を使うよりも多くのメリットを得ることが可能です。